そろそろ弱腰外交日本を返上しないか。
こんにちわ!白金の公認会計士Fです。
今月は法定調書の作成やら、確定申告の準備やらが重なってブログの更新がままならず。。。
トランプ氏が正式にアメリカ大統領に就任し、これから政策が出てくるのでしょうが、日本に関係することでは、貿易に関すること。
日米貿易の象徴でもある自動車関連はさっそくやり玉に上がっています。関税の不公平がアメリカの自動車が日本で売れない原因だと。日本からの自動車の対米輸出には関税がかけられているにもかかわらず、アメリカからの自動車の輸入には関税がかかっていないわけで、何を根拠に不公平だと言っているのかわかりかねますが、貿易赤字国に対しては20%の関税をかけるなどと言いだしています。
自動車に限って言えば、フォードやGMなどのアメリカの自動車は日本では売れていません。だからといって、日本で輸入車が売れていないかといえば、VW、メルセデス、BMWなどのドイツ車は検討していると言っていいでしょう。3年前にはVW車が日本カーオブザイヤーを受賞したりもしてますし。
貿易の問題ではなく、アメリカ車の日本市場における戦略的失敗であることは明らかだと思うのですが、貿易問題にすり替えているとしか言いようがありません。
アメリカファーストを明言しているトランプ大統領は、製造業の象徴である自動車に限らず、これまた大きな貿易問題となりうる農業分野でも日本に対して強硬な姿勢でくることが予想されます。
また、政治的な対立が多い中国や韓国に対しては、何か事が起これば、遺憾の旨を表明するのみで、解決はお金で、ということが多い政治はじれったく感じます。
貿易大国である日本は外国とけんかすることは、経済的にも得策ではないのかもしれませんが、主張することは主張して、自国の利益を考えた政治を進めてほしいと願っています。