会計事務所へ営業する人たちって
こんにちわ!白金の公認会計士Fです。
会計事務所をやってますと営業電話やメールが頻繁にきます。営業電話やメールをなるべく受けないように、仕掛けをしているのですがそれでも完全には排除できません。仕方ないのかもしれませんが。
会計事務所にかかわらず事業会社や個人事業主でも営業電話やメールは来るものですが、会計事務所への営業というのはちょっと特殊なのかもしれません。
会計事務所の大きな課題といえば、お客様を増やすこと、従業員の採用・教育、事務所の組織づくりだと思いますが、会計事務所への営業という点においては、もっぱら集客に関するものです。
今までに受けた営業を大別すると3つに分けられますし、実際もほぼこれらに集約されるのでしょう。
・ホームページをもっている会計事務所へのSEO対策やリスティング広告など
・顧客紹介を餌にした本業の売り込み
・書籍出版の勧誘
営業を受けることによって何かをすることはなく、自分がしたいことについては自分で情報取集して納得したうえで自分からアプローチしているので、万が一営業を受けた場合でも基本的に即お断りしています。
しかし、たまにどんなビジネスモデルなんだろうという営業を受けた時は興味本位で話を聞いたりしています。
聞いてみるとたいていは、顧客紹介やホームページのアクセスアップという付加価値をつけて商品やサービスを売りつける商売です。ニーズがあるから成り立っているのでしょうから、それを否定するつもりはありませんし、実際に契約したこともないので、コストパフォーマンスがいいのか悪いのかもわかりません。
しかしいつも気になるのはその営業マンたちです。
結局、契約するつもりはないので丁寧なお断りのメールをいつも出すのですが、一度としてそれに対する返信がきたことがありません。断られたのだから返信は必要ないとの考えももちろんあるでしょう。
自分も前職時に営業をしていたことがあるのでわかるのですが、自分の場合はお断りのメールが来た場合でも必ず返信をしていました。またいつどこで状況が変わって取引を行う場合が来るかわからないですし、有用な情報提供をしてもらえることもあるからです。
そんなことは士業の業界ではないのでしょうか。まあ、売り込むにしても他にネタがあるわけでもなく、断られたらそれで終わりということなのでしょうが、この業界以外での営業では残念ながら全く通用しないでしょうね。